2014年4月20日日曜日

リラの僧院


知人が車でホテルに来て、「素晴らしいところに行ってみよう」というので、付いて行った。
車は、なだらかな丘陵地帯を延々と走り続け、その突き当たりに屏風のようにそびえ立つ急峻な山道を駆け上る。
途中で行き先がリラの僧院であることを明かされる。
意外な展開に喜びの心は宙を舞う。
急坂を登りつめたところで車は止まる。
看板にはRila Monasteryと書いてあるが、それらしい物は見当たらない。
知人は意味有りげに笑っている。
モンに近づくとその意味はすぐに分かった。
リラの僧院は外周と内部のデザインがまるで違うのだ。
オスマントルコの治世下でキリスト教信仰を守るため、外周はシンプルなデザインに徹し、トルコ人に関心を持たれないようにしたのだ。
知人は古建築とりわけ宗教施設の専門家でもあるので、リラの僧院の故事来歴を詳しく説明してくれた。
写真の説明は追い追い追加することとして、まずはその雰囲気を味わってください。







































アレクサンダル寺院の復活祭

アレクサンダル寺院の復活祭Easterに行ってきた。
まず細長いロウソクを買う。
私も意味が分からないまま、1本だけ買った。
鐘楼の鐘が激しく打ち鳴らされ、式が始まる。
司祭たちが祭壇の奥で祈りを捧げ、それに呼応して聖歌隊が歌い、人々は十字を切る。
時折、司祭たちは祭壇と聖歌隊の間を行ったり来たりする。
それが何度も繰り返されて、最後に聖火から点灯された大きなロウソクを持った司祭たちが出てくる。
人々は手を伸ばしてロウソクの火を貰う。
司祭は止まることがないので、火を貰える人は極わずかだ。
ひとつのロウソクから周りのロウソクへと火が移されていく。
火を貰った人は群衆をかきわけながら出口に急ぐ。
途中でたくさんのロウソクが差し出される。
そこでも火を囲む人の輪ができる。
私も火を配りながら幸せな気分になる。
入口にはこれから聖堂に入ろうとする人たちで溢れている。
聖堂の正面広場に回ると、中に入れなかった大勢の人々が、スピーカーから流れる祈りを聞き、ロウソクの火を分かち合っていた。
人々はロウソクの火を持って家路を急ぐ。

こうして伝達された聖火は、家々の祭壇のロウソクに点されるのでしょう。






















2013年5月30日木曜日