2012年4月29日日曜日

東京タワー

芝5丁目の建築学会でシンポジウム。
大震災に備えて何をしておくべきか。

面白い話をいろいろ聞けた。
ま、学者が中心だから良い話もあれば甘い話もある。

ちょっと質問してみたが、予想どおり物足りない回答だった。
それよりも久しぶりに色んな人と挨拶した。

古巣って感じかな。
T大のA女史、O大のB女史が駆け寄ってきた。

オウオウ元気でおったか、とハグを交わす、わけではないが。
親しく話をしていると、私を呼ぶアナウンスあり。

ありゃ、天敵のC研究者じゃないか。
さっきの質問に対するS大学D准教授の回答が不満だという。

アアダコウダと自慢話をまくしたてやがる。
と、元K大教授E氏が、ありゃbaroqueさんじゃないの。

そんなこんな話していたら、A女史もB女史もいなくなっていた。



勝手知ったる芝5丁目界隈をぶらつく。
なんたってここは私の本籍地だからね。

慶応商店街はド派手な飲屋街に変貌し続けている。
横丁の金物屋も八百屋もみんな高層ビルになってしまった。

都営住宅の屋上から眺める東京タワー。
3・11で傾いた先端は補修工事中。




六本木ヒルズと元麻布ヒルズフォレストが見える。
慶応大学の図書館と樹木がかろうじて見える。

こんな風景は想像もできなかった。
ましてや東京タワーが東京スカイツリーに王座を奪われるなんて。

ハナミズキ

雨がシトシト、ハナミズキが満開。
結構あるもんだねハナミズキの並木道。

職場の近くにある「はなみずき通り」も今が盛り。
さて、連休前の金曜日、ガンバっちゃたね。

気になる仕事は全部片付けた。
ああ気持ちが良い、ということで浅草に繰り出した。

隅田川を見下ろすお座敷、いい雰囲気だ。


◆帰りの地下鉄、日本橋で乗り換えるのに通過。
せっかくだから銀座まで。

久しぶりに「じゅんさい」に顔を出してみる。
「暇で困っている」とママ。

ウチだけじゃなくて、銀座の飲食店はみんな同じよ。
銀座からサラリーマンがいなくなってしまったからねぇ。

中国人観光客も昼間だけ、しかも団体だから居酒屋には来ないわよ。
「秋田には帰ったりしているの」

行っていない、もう誰もいないもの。
でも来月、小中学校の同期会があるから行くの、喜寿のお祝い。

銀座でこんな風に話ができるのもこの店だけになった。
「ホッとするでしょ、みんなそう言うわ」

喜寿ってか、こっちも高齢者だもんね。

2012年4月26日木曜日

テーマは「笑顔」です。

雨の六本木、大いに語り合う。
ま、一人でしゃべりまくったようなものだけど、これも気分転換。

街灯にさまざまな旗がはためいている。

テーマは「笑顔」。
「昨年来の大災害からの復興に立ち上がる日本の元気を、六本木から応援したいという気持ちを込めました。どうぞ138の「笑顔」との出会いをお楽しみください」
(六本木商店街振興組合のパンフレットから)

六本木交差点から4方向の道路に全国から応募された138本の旗が展示されています。
こんなイベントを新タワーの周辺でもやりたかったんだけど、かなり無理でした。

六本木商店街だからできるんだろう、なんて安易に考えてはならない。
あの一帯の店舗数は約3000、加盟率は1割。
1割でも300店だからたいしたものだけど、残りの9割は飲食店。
振興組合にもいろいろ苦労があるそうです。

上位3作をお楽しみください。
「にっこり」


「Smile」


「バナナ」


シンプルかつお洒落。
六本木らしくってことかな?

しかし、1割の商店が選んだだけだなんだよね。
9割の飲食業、客引きの黒人の皆さんの意見は入っていないわけです。

あなたは、この上位三作を見て笑顔になれましたか?
日本が元気になってほしいというメッセージを感じられましたか?

と、私は思ってしまうんですが。

2012年4月24日火曜日

ツツジ咲く

暑くてシャツを取り替えた。
ま、暑くても寒くてもなんの関係もないけどね。

今日は朝から宣伝ビラの印刷。
5千枚ときたもんだ。

両面印刷して二つ折り。
ま、大変なことなんだけど、機械化時代だからね。

一人でもできる、と職場に戻る。
2時過ぎに「今日中にできないかも」と連絡あり。

なんだってんだ?
区役所に駆けつけると、折りたたみ機に「故障中」の張り紙。

昼前後に数名の職員がワイワイやっていたんだと。
こんな単純な機械が故障するってなんだの?

マニュアルを読んで、一通りやってみて、メーカーに電話する。
マニュアルと同じことしか返ってこなかった。

そりゃそうだ、こんな単純な機械なんだから。
と、給紙口の隙間を覗き込むと、なんか光ってるぞ。

折り畳んだ紙を隙間に差し込むと、ポンと飛び出してきた。
丸まったセロファンテープが。

誰かがセロファンの付いた紙を差し込んだのだろう。
そこへメーカーさんが登場。

昼に使っていた女性も登場。
「皆で見たのに分からなかった」

どこを見たんだか?
と、今日は本当につまらない話しかないんだわ。

***
帰り道、ツツジが咲いていた。
もうすぐ連休だもんね。



2012年4月23日月曜日

ダルビッシュ状態

う〜ん、調子が出ないな、このブログ。
いやいやこのブログが悪いわけじゃないんだけどね。

前のブログは写真が1枚しか載せられなかった。
で、1枚の写真を選んで、アーダコーダと書いていた。

ところが今度はいくらでも写真が載せられるでしょ。
そうなると、写真をどう並べようか、なんて考えてしまう。

昨日は写真選びに気をとられて、文章が書けなかった。
これじゃあ写真掲示板と同じだもんね。

***

昨日の続きですが、どこのブドウ畑にも藁(わら)束が積まれていた。
どうするのかなと思っていたら、こんな風に敷き詰められていた。



作業中のご夫人に尋ねると、「昔からこうしているんです」
藁を敷いておくと、湿気が保たれるので、根元の土が堅くならない。

それに腐れば肥料にもなる。
「昔からこうしているんです」

お忙しいところお邪魔してすみません。
「いいえ、忙しいことなんかありません」

小布施の人たちは上品な会話ができる。
荒くれた釧路とはずいぶん違う。

こういう人たちが美しい町を作っているのだ。
小布施の美しさは、和風の建物、小径、芸術、文化、花々。

20年前、この町のまちづくりが始まった頃、いずれ観光地化してつまらない町になるのだろうと思っていた。
そんな予想は見事に外れて、年々美しさに磨きがかかってきている。

まるでドイツの農村にいるような気分に浸れる。
それもこれも優れた建築家と指導者の奮闘があったればこその話なのだが。

魑魅魍魎の住む町・東京では難しいことが多すぎる。
と、日記には書いておこう。

へへへ、写真が1枚だと書きやすいね。

2012年4月21日土曜日

小布施

またまたブログの引っ越しです。
前のブログは一台のパソコンからしか投稿できませんでした。

かなり不便な代物でしたが、Macファンとして拘ってきたわけです。
が、このたび愛用のMacBook Airがトラブっています。

修復はできるのでしょうが、面倒なのでしばらくは放っておきます。
そんなわけで、googleのblogに乗り換えることにしました。

よろしくお願いします。

***
さてさて金曜日、小布施に行ってきました。

なにしに行ったのさ、ってか?
単なる気分転換。


桜は咲き始めたばかり。
満開の風景を想像しながら歩く。

梅が咲いていた。

モクレンも咲いている。


お食事処「鈴花(すずはな)」の三葉躑躅(ミツバツツジ)。



ブドウ園では巨峰の枝をバラす作業中。
雪がやっと消えたところだそうです。

花もあったほうがいいけど、小布施は歩くだけでも楽しい。

行くたびに街が奇麗になっている。

この白壁もお洒落になった。

まあ、気が向いたらまた行ってみよう。