2014年4月20日日曜日

アレクサンダル寺院の復活祭

アレクサンダル寺院の復活祭Easterに行ってきた。
まず細長いロウソクを買う。
私も意味が分からないまま、1本だけ買った。
鐘楼の鐘が激しく打ち鳴らされ、式が始まる。
司祭たちが祭壇の奥で祈りを捧げ、それに呼応して聖歌隊が歌い、人々は十字を切る。
時折、司祭たちは祭壇と聖歌隊の間を行ったり来たりする。
それが何度も繰り返されて、最後に聖火から点灯された大きなロウソクを持った司祭たちが出てくる。
人々は手を伸ばしてロウソクの火を貰う。
司祭は止まることがないので、火を貰える人は極わずかだ。
ひとつのロウソクから周りのロウソクへと火が移されていく。
火を貰った人は群衆をかきわけながら出口に急ぐ。
途中でたくさんのロウソクが差し出される。
そこでも火を囲む人の輪ができる。
私も火を配りながら幸せな気分になる。
入口にはこれから聖堂に入ろうとする人たちで溢れている。
聖堂の正面広場に回ると、中に入れなかった大勢の人々が、スピーカーから流れる祈りを聞き、ロウソクの火を分かち合っていた。
人々はロウソクの火を持って家路を急ぐ。

こうして伝達された聖火は、家々の祭壇のロウソクに点されるのでしょう。






















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